イラスト映画批評【この世界の片隅に95点】のん、能年 玲奈出演




作品データー

2016年/日本/129分『この世界の片隅に』

  • 監督:片渕須直
  • 脚本: 片渕須直
  • 出演:のん/細谷佳正/稲葉菜月
  • 音楽:コトリンゴ

予告編動画

解説

「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直、アニメーション制作にテレビアニメ「坂道のアポロン」や「てーきゅう」シリーズなどのMAPPAが担当。市井の生活を壊していく戦争の恐ろしさを痛感する。

あらすじ

1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。

感想

これは反戦映画ではない!ドジっ子嫁すずの日常を描いた作品

心を強く揺れ動かされるいい作品でした。

この映画の良さを表現するのに、一つ言いたいことがある。それはこの映画がプロパガンダ的な反戦映画ではないってことだ。筆者は戦争映画が嫌いだ。なぜなら戦争映画に出てくる登場人物は、飢えや人の死で苦しみ終始重苦しく見ていて辛くなるからだ。

しかしこの「この世界の片隅に」は違った。戦時中なので人の死は出てくるが、決して重くなく笑いに耐えない明るい作品になっている。

主人公すずは少々間抜けで周りの人間を笑わせる才能の持ち主だ。なのですずが嫁いだ後失敗しながらも奮闘している姿は微笑ましく思わず応援したくなる。

特にすずと夫周作の関係性には思わずにんまりしてしまう。

なんでもない日常が戦争で壊されていく

今作は戦時中に生きていた人たちの日常を淡々と描いた作品だ。主人公すずが過ごしている日常を見ていると、同じ目線でその時代を生きた感覚に陥る。なので戦時中に生きた人たちの気持ちが理解できた気がする。

普通の戦争映画ではここまで感情移入できないかもしれない。

後半になると戦争の影響が一般市民にも侵食していき、当時の人はこんな風に戦争と戦ってきたんだなとリアルに感じた。意外だったのは戦時中も工夫し楽しく暮らしていたってことだ。戦時中は外に出歩かず泣いてばかりの日々だったのかな?と勝手に思っていた。

空からの爆撃によりすずや大切な人が犠牲になる。一般市民からすると見えないものからの突然の暴力だ。何も悪いことをしてるわけじゃないのに、突然攻撃され大事なものを破壊していく。憎しみをどこにぶつければいいのか分からない。

戦争とはこういうものなんだなと強く感じた。画面を通してすずの悔しさや苦しみが伝わり、最後は涙無くして見られない作品になった。

評価

映画「この世界の片隅に」95点

Goodpoint

  1. すずが嫁いだ後の生活を描いた映画なので終始悲しい訳ではなく笑いが多い。
  2. もし自分たちの日常に戦争が現れたら。こうなるのかもしれないとリアルに考えられる。
  3. 主人公すずの声を担当したのんさんの泣きの演技に心打たれる。
  4. ぼんやりした主人公すずに温かみがあって癒される。
  5. 主人公すずと夫周作が徐々に打ち解けていきお互いを思いやる姿がいい。
  6. 大事なものを無くした人たちが、また前を向き歩き出す姿がいい。

Badpoint

  1. 登場人物がなぜそのような行動を移したのか、説明が足りない時がある。

映画「この世界の片隅に」の名言

  • お前だけは最後までこの世界で普通でまともでおってくれ
  • 最後の1人まで戦うんじゃなかったんかね、暴力で従えとったいうことかじゃけえ暴力に屈するという事かね。なんも考えんとらんぼーっとしたうちのまま死にたかった。
  • 全部はいけんよ、明日も明後日もあるんじゃけ
  • ありがとう。この世界の片隅にうちを見つけてくれて

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比較表

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「Hulu」2年以上使ってレビュー:海外ドラマ好きは外せない、テレビの見逃し配信や高画質も魅力の動画配信サービス

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しかしながら弱点も散見され、個別にレンタル購入が必要なPPV作品が多くを占めており、実際に見放題できるものはある程度限られています。また、Chromecastが非対応デバイスとなっており、テレビで視聴するにはAmazon Fire TV(Stick)やApple TVなどが必要になります。

それでも、他のプライム会員特典も料金内で享受できると考えれば余裕で目をつむれるとも言え、コストパフォーマンスを重視して手軽に楽しみたい人には、最も魅力的に映るサービスでしょう。最新の作品にこだわらなければ、プライムビデオはおすすめです。

コスパは高いが満足度は低い?「Amazonプライム・ビデオ」5つの魅力と3つの欠点

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  • 総コンテンツ数:3.5万以上
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  • 個別課金(PPV):あり
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