イラスト映画批評【スーサイド・ショップ】68点




作品データー

2012年/フランス/79分『スーサイド・ショップ』

SuicideShop

  • 監督:パトリス・ルコント
  • 脚本:パトリス・ルコント

予告編動画

解説

ジャン・トゥーレの小説「ようこそ、自殺用品専門店へ」を原作に、鬼才パトリス・ルコントがアニメに初挑戦したコメディー。自殺用品店を営むマイナス思考を極めた一家が、赤ちゃんの誕生を機に変貌を遂げる姿を追い掛けていく。コミックを描いた経験があるルコント監督が、その経験を生かしてダークでありながらもユーモラスなビジュアルを構築。ミュージカル仕立ての語り口もさることながら、人生の素晴らしさを高らかにうたったテーマにも魅了される。

あらすじ

どんよりとした雰囲気が漂い、人々が生きる意欲を持てずにいる大都市。その片隅で、首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴといった、自殺するのに便利なアイテムを販売する自殺用品専門店を開いているトゥヴァシュ一家。そんな商売をしているせいか、父ミシマ、母ルクレス、長女マリリン、長男ヴァンサンと、家族の誰もが一度たりともほほ笑んだことがなかった。人生を楽しもうとしない彼らだったが、無邪気な赤ちゃんが生まれたことで家庭内の雰囲気が少しずつ変わり始め……。

感想

自殺を考えたことがある人にオススメ映画

あなたは死にたいと思ったことがあるだろうか?筆者はなんどもある。やりたくもない仕事。楽しいことがなく、生きてる意味を見出せない人生。現実社会は残酷なことばかりだ。日本では変死体(遺書がない遺体)を合わせ年間約11万人自殺者が出ると言われている。筆者の身の回りでは二人自ら命をたった。日本人にとって「自殺」は身近なものだ。

この映画はそのように生きることが辛く「死」を考えたことがある人間にぜひ見て欲しい作品だ。

映画に出てくるトゥヴァシュー家は家業で自殺用品を販売している。亭主のミシマは店に来た自殺志願者の男にこのように自殺を勧める。

「絶望の危機に陥ったら、いさぎよく死ぬのが得策」「極楽へ行ったら、全ての悩みは消える」

そうすると自殺志願者の男の目がらんらんと輝き、自殺が唯一の悩みの解決手段のように聞き入るのだ。そして男は「これで楽になれる」と言ってから、毒薬を飲み干し自殺する。自殺を考える者にとってミシマの言うことに共感することができる。だがこのままだと映画は自殺を勧めるものになってしまうがそうではない。

映画は死と向き合うことで、生きることの素晴らしさを説いているのだ。

自殺を勧める家族は自殺志願者だった。

この映画は自殺志願者があるキッカケで立ち直り、人生をやり直す姿を描いている。なので同じ立場の人間が見ていると勇気をもらえる映画でもある。この映画を見た後、明るい気持ちになることを保証する。

その自殺志願者とは自殺用品を販売するトゥヴァシュ一家だ。この家族は自殺願望を持っていた。亭主ミシマは本当は死にたいと思っているが「楽になりたい人」の手助けをするために生きている人間でもある。

この後超ポジティブ人間アレンが生まれたことによって思わぬ展開を見せ、トゥヴァシュ一家はネガティブな家族から笑いに溢れ明るい家族になることができた。

映画の最後に亡くなった亡霊が「後悔先に立たず、人生の楽しさに気づいていれば今も生きづつけていただろうに」「不平を言うな幸せに気づくのだ」

と生きている者たちに語りかける。これがこの映画の言いたいことなんだろう。

死んだ後に人生の楽しさに気づいても遅い。ってことかな

 

隠れポイント?登場人物の名前が自殺した有名人の名前になっている

店主の名前がミシマ、奥さんの名前はルクレス
お姉ちゃんはマリリン、お兄ちゃんはヴァンサン
新しく生まれてきた子供はアラン
亭主(ミシマ)はハラキリした三島由紀夫、奥さん(ルクレス)はボルジア家のルクレツィア
お姉ちゃん(マリリン)はマリリンモンロー、お兄ちゃん(ヴァンサン(VINCENT))はゴッホから。
アランはアラン・チューリング(wiki)という、科学者から。白ゆき姫を真似て毒りんごを食べて自殺したそうだ。

名前だけ拝借しているのではなく、元ネタの人物要素が過度に含まれています。例えばミシマは作中で「やっぱり男ならハラキリですよ!」と日の丸の鉢巻を頭に巻きながら客に、切腹自殺を勧めている。三島由紀夫を真似ていることが日本人ならわかるネタだ。

また、お姉ちゃんマリリンはアランからもらったハンカチを身にまといセクシーなダンスを披露したりするなど、お色気担当だったりする。あとはお兄ちゃんヴィンサンは絵を描くことが好きみたいで、作中で人が首吊りしている絵を見してくれた。これも元ネタ人物のゴッホの影響を受けているのだろう。

 

評価

映画「スーサイド・ショップ」68点

Goodpoint

  1. 自殺志願者があるキッカケで人生を楽しむようになる姿は勇気がもらえる。
  2. 歌いながら物語が進んでいくので暗い題材だが全体的にポップで明るい
  3. フランス映画らしくブラックユーモアに溢れている
  4. 死を考えたことがある人間には共感できるポイントが多い
  5. キャラクターの造形に毒があるが魅力的

Badpoint

  1. 死を扱った作品なので子供が見せるにはショッキングな内容
  2. もし日本の作品だったら問題になりそうな表現が入っている

映画「スーサイド・ショップ」の名言

  • 人は気安く死ねないですもの
  • 不平を言うな幸せに気づくのだ
  • 人生は最高だ!

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比較表

月額料金(税別) コンテンツ数 画質 無料お試し期間 ダウンロード機能
Hulu 933円 4万以上 HD 14日間 ×
U-NEXT 1990円 11万以上 フルHD/4K 31日間
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「U-NEXT」レビュー:とにかく豊富な品揃え、見放題と毎月のポイントで攻略したい動画配信サービス

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Hulu(フールー)

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「Hulu」2年以上使ってレビュー:海外ドラマ好きは外せない、テレビの見逃し配信や高画質も魅力の動画配信サービス

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  • 月額料金:933円(税別)
  • 総コンテンツ数:4万以上
  • 画質:HD
  • 個別課金(PPV):なし
  • 無料お試し期間:14日間

Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)

Amazonプライムビデオ」の最大の強みは、Amazonプライム会員(月額400円、年会費3900円)なら追加料金なしで利用できるという点。つまり、動画見放題サービスだけでなく、音楽聴き放題サービスである「Prime Music」や、Amazonの買い物で当日お急ぎ便やお届け日時指定便などもすべて月325円(年会費を12カ月で割った額)で使える、大変リーズナブルなものとなっているわけです。

Amazonプライムビデオ

Netflix同様、2015年9月に国内サービスを開始し、日本では後発組に含まれますが、国内外の映画やテレビ・ドラマ、オリジナル制作の作品などラインナップ自体は少なくありません(コンテンツ数は3.5万以上)。画質はSD/HD/4Kで、ダウンロード(オフライン再生)機能も備えます。

しかしながら弱点も散見され、個別にレンタル購入が必要なPPV作品が多くを占めており、実際に見放題できるものはある程度限られています。また、Chromecastが非対応デバイスとなっており、テレビで視聴するにはAmazon Fire TV(Stick)やApple TVなどが必要になります。

それでも、他のプライム会員特典も料金内で享受できると考えれば余裕で目をつむれるとも言え、コストパフォーマンスを重視して手軽に楽しみたい人には、最も魅力的に映るサービスでしょう。最新の作品にこだわらなければ、プライムビデオはおすすめです。

コスパは高いが満足度は低い?「Amazonプライム・ビデオ」5つの魅力と3つの欠点

  • 月額料金:400円(税込)/ Amazonプライム年会費3900円=実質325円(税込)
  • 総コンテンツ数:3.5万以上
  • 画質:SD/HD/4K
  • 個別課金(PPV):あり
  • 無料お試し期間:30日




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